⭐️3.75つ『コリドーの湯』
前から気になってた銀座7丁目の『コリドーの湯』に行ってきました。ビルの外観はこんな感じ。完成からまだ一年も経ってないのかな。
銀座の新橋/日比谷寄りにあるコリドー街は都内随一のナンパスポットらしいのですが、休みの日の午後とあってか、そんな様子は微塵も感じられず。というかあんま人いない。
で、肝心のサウナだけど、まあ高い笑。ただでさえ高いのに休日割増でプラス500円。もちろん払えない額ではないけど、割高感はありますね。私は2hで3,400円でした(会員は割り引きあり)。2hを少しでも過ぎるとフリーの4,400になるのでご注意を(・・;)
銀座だもんなー、内装とかも高級感あるもんなー、高いのは仕方ないよねー、などと自分に言い聞かせつつ入店。
靴箱(結構たくさんある)に靴を入れて鍵をかけ、その鍵を受付で渡すとタオル一式と館内着、それとロッカーキーを渡されます。脱衣所のロッカーは結構大きくてよい。さくっと服を脱いで、いざ出陣!
んー綺麗(写真はDIMEさんから拝借(・・;))
洗い場で身を清め、まずは入り口付近にある湯船に浸かります。温度は40℃、個人的には最初はこのくらいがいいかな。締めは熱いのがほしいけど。身体が温まったところでサウナ室へ(写真は公式インスタより拝借)。
入ってすぐ左にサウナマットが積んでありました。サウナ室に入る前にマットを取るんじゃなくて、入ってから取るスタイルのようですね。珍しい。ちなみに返却も同じところです。
最初は6, 7分ほど気張ります。んー、結構熱い。某口コミサイトで「全然熱くない」という口コミを見て心配してたけど杞憂でしたね。
サウナ室から出て水風呂の方に行くとオーバーヘッドシャワーのブースがありました。ぬるま湯で汗を洗い落とし、さあ水風呂へ。
これは「限りなく透明に近いブルー水風呂」ですね。青に照らされて余計に冷たく感じられるのがいい。なお水温は16.5〜17℃といったところでした。気持ちいいです。定員は2人までかな。クールダウンが終わったら外気浴へ。
外気浴……ちとガタンゴトンうるさいですね笑。東海道新幹線の走る音がします。まあ新幹線好きだからいいけど。イスは7,8脚ほど。まあいいんじゃないでしょうか。イスを洗うシャワーもあるし、オケもある。ちなみに空は見えません笑。なので目を閉じて銀座の空を思い浮かべます。あー、気持ちいい🤤
とこんな感じで3セットして最後は湯船に浸かって終了。時計を見ると100分経過。いい感じ。
最後に休憩室をブラブラして何か洒落てるソファに座ったりしてぼんやり。時間内に精算して退館。電子マネーも使えますよ。
コリドーの湯のいいところは何といっても浴場のデザインですね。白と青の美しい設備。著名な建築家が設計するとこんな感じなのか、と勉強になる。。。別に建築家でも何でもないけど。
イマイチかな、ってところは白のタイルの汚れが目立つところですかね。ちょっとでも汚れると、まあ目立つ。外気浴のところも白いペンキが禿げてるところがあって、メンテが大変そうですね。まあ、料金高いし、お客さんも来てるから大丈夫とは思うけれど。
そうそう客層は微妙だったな笑。できたばっかということもあってか若い人多し。まあ、それはいいんだけどヤカラ風もいて、そこはちょっと気分ダウンですね。足●区かと(あ、すんません)。
『コリドーの湯』料金高めということもあって星⭐️⭐️⭐️💫3.75つ٩( ᐛ )و
何か中途半端な数字になったけど、何となくです。お気になさらず😌
⭐️4つ『時は乱れて』P.K.ディック
ディックの『時は乱れて』を読みました。相変わらず表紙かっこいい😎
舞台は1950年代後半のアメリカの郊外。序盤は牧歌的というか、戦後アメリカの中流階級の暮らしぶりがうまく描かれていて、雰囲気あってよかったです。夕方になると、お隣さん夫婦がラザニア片手に訪問してきたり、一緒にポーカーやったり、ボーリングに誘われたり、「また来た、あの人たち。もう、うんざり」みたいな愚痴を言いつつ笑顔で出迎えたり……この本が書かれたのは1959年だから、本当にこんな感じの交流があったんだろうな(そういや、昔のアメリカのホームコメディでもこういうのはよく見たっけ)。
それはともかく、序盤はぜんぜんSF感がないこともあって、むしろ「このあと何が起こるんだろう」という期待が持てたのでよかったです。
中盤からは、案の定、雲行きが怪しくなるんだけど、それでも1950年代感は維持しつつ、話はズンズン進んでいき、街からの脱出劇やら何やらあったりして、結構サスペンスフル。SF要素を出さずに読者を惹きつける力は流石はディックですな。先が気になって仕方なく、快速で読めましたよ。
終盤になってようやくネタバレ。実はあなたの住む世界は嘘っぱちで、本当はかくかくしかじか、その理由は◯◯でしたー! って感じになるんだけど、個人的にはもう少しページを割いて丁寧に書いてほしかったかな。アイデアは悪くないけど、何かこう「ああ、残りページ数が少ない! てかもう書くのだるいわ。終わらせよー、おりゃー!」(と作者が言ったかどうか定かではないけれど)感があって、急速に話が終わってしまい、まるで美しい花が咲いた途端に萎んでしまうような、もったいない印象でした。
とはいえ、ディック初期の名作として納得のデキだったので読んで損はないかな。
ということで、勝手に星4つ付けさせていただきます⭐️⭐️⭐️⭐️٩( ᐛ )و
最近ディック熱が沸騰中なので、熱いうちに別の作品も読もうかな。
ブログ始めてみました
LINEで長文を送りがちなので、ブログ始めてみました。
ブログに書いてスッキリすればLINEで長文を送ることもなかろう、などと思いついて「はてブロ」に登録したんだけど……果たしてうまくいくかどうか。
内容は趣味のサウナ巡りや読書などの感想文、ちょっとした歴史や地理に関すること、それと「日々徒然なるままに日暮らし、硯に向かひて……」的な思いついたことなどがメインとなる予定。要するに日記ですね。なおサウナは東京近郊、読書は欧米の小説や日本の新書、学術系文庫などになると思います。映画などの映像系についても語るかもしれません。
ブログで収益化とかいろいろあるらしいけど、お昼の仕事でお腹いっぱいなのでそんなことはしません。自分の好きなこと書いてスッキリ、サッパリ、まるでサウナ上がりのような気分になってLINE長文を回避するのが目的なので、無理に記事を書くような真似はしないつもりです。というか実際儲かるんでしょうかね? もはやブログの時代じゃないような気もしますけど(と言いつつ、ブログ始めてますが(・・;))。
ということでよろしくお願いします☺️